quinta-feira, 27 de março de 2008

第13課

13課  結婚と仕事

【会話文】

登場人物:リー      

森(男子学生)           

井上(いのうえ)(男子学生)      

高橋(女子学生)

場  面:学生食堂で友人と話し合う

リー: 図書館の参考室に親切な人かいますね,背が高くてめがねをかけた……。

井上: ああ,洋書関係の情報サービスを担当している女性ですね。            リー: ええ。このごろあまり見かけませんが……。

高橋: あの人やめたんですよ。結婚するんですって。                     リー: そうですか。あのう,日本では結婚して仕事をやめる人が多いんですか。

井上: ええ,大学を出て専門を生かす仕事についたけど,結婚や出産でやめるっていうケースは,わりに多いようですね。

リー: せっかくいろいろ勉強したのに,もったいないですね。

森 : このごろは,やめないケースも多いんじゃないかなあ。主婦の半分は仕事を持ってるって話だよ。              

井上: それは,子供が少し大きくなってからのことだよ。

森 : そうかなあ。

井上: それに,結婚したら妻には家にいてほしいっていうのが男の自然な気持ち        だと思うけどなあ。

森 : ぼくはそうは思わないよ。妻にも働いてもらいたいな。経済的に大変だよ,一人じゃ。            

井上: そりゃあ,共働きのほうが収入は多いだろうけど,支出も増えるし家事もおろそかになったりするから,かえってマイナスになると思うよ。

森 : うん,もちろんマイナスの面もあるけど,プラスの面も大きいんじゃないかな。第一,経済的に自立していれば,お互いに対等な関係でいられるんじゃない。

井上: 対等な関係と経済力とは,関係ないよ。

森 : いや,大ありだよ。どうしたって家計を支えているほうの発言力が強くなるからね。

井上: そんなことはないよ。役割分担したって,対等な関係は築けるよ。

森 : 男は外,女は内なんていう役割分担,封建的だよ。

井上: そんなことはないよ。

森 : そんなことはないって,何が。

高橋: まあまあ,そんなに言い争わないで。

リー: 議論が感情的になってきましたね。ところで,お二人とも,結婚のお相手がいらっしゃるんですか。

高橋: いえ,井上さんも森さんもこれからいい人をさがそうとしているんです。

リー: そうですか。いい人が見つかるといいですね。

__________________________________________________________________________

担 産  然 共 収 増 立 互 対 等   割 築 封

 争 

【読解文】

女性と労働

女性が仕事を続ける上での最大の難関が育児であることは,今も昔も変わりがない。1987年度中に仕事をやめた女性のうち,結婚・出産・育児をその理由としてあげたのは,女子離職者全体の約16パーセントにすぎず,10年前と比べるとかなり減少している(表1参照)。 

一方で,乳幼児を特つ母親は,働く希望があっても,核家族の場合なかなか就職しにくいという現状もある(表2参照)。

表1 女子の定年・結婚・出産・育児による離職状況

年   度

女子離職者数 (千人)

離職理由(%)

定 年

結婚・出産・育児

昭和 52(1977)   53 (1978)   54 (1979)   55 (1980)   56 (1981)   57 (1982)   58 (1983)   59 (1984)   60 (1985)   61 (1986)     62  (1987)

1,828.3

1,706.0

1,842.3

1,861.7

1,849.4

1,923.8

1,816.1

1,929.5

2,070.3

2,049.9

2,090.5

1.3

1.4

1.8

1.6

2.0

1.7

1.9

2.0

2.1

2.3

2.3

22.0

20.0

20.8

19.3

18.8

18.7

18.6

17.8

16.1

15.6

16.1

                (労働省「雇用動向調査」に基づく)

___________________________________________________________

  児 昔 減 乳 幼 核

しかし表1で分かるように,定年まで勤める女性の数がしだいに増えてきているなど,日本における女性の労働状況も,大きな流れとしては変わりつつあると言える。

表2 核家族における妻の就職状況(昭和62年)

(単位 %)

夫と子供の年齢

働いている人

働きたい人

子  供

30歳以下

34.4

40.7

子供なし(新婚期)

子供あり(初産・保育期) 

53.1

23.7

284

47.7

3159

52.9

24.7

617歳(子供教育期)18歳以上(子供独立期)

子供なし

30.1

60.1

60.5

53.4

39.9

22.8

16.2

20.0

60歳以上

32.4

10.1






(総務庁統計局「就職構造基本調査」に基づく)

<練習 II>

問いと答え 

1.日本の女性の労働状況は,どのように変わってきましたか。10年前と変わった点を二つあげなさい。 

2.乳幼児のいる女性で,働きたい人はどのくらいですか。 

3.例のように,次の表を使って会話文を作りなさい。  

例I A: 共働きしたほうがいいですよ。収入が増えますからね。     B: そりゃあ,収入は多くなるでしょうが,支出も増えるし,  

家事がおろそかになったりするから,かえってマイナスになると思いますよ。  

例2 A: 共働きはしないほうがいいですよ。家事がおろそかになりますからね。     

B: そりゃあ,家事はおろそかになるかもしれませんが,収入は多く    なるし,夫婦対等な関係が築けたりしますから,かえってプラスに       なると思いますよ。

トピック

プラス面

マイナス面

共働き

収入が多い

夫婦対等な関係が築ける

支出が増える

家事がおろそかになる

高校生のアルバイト

社会のことが分かる

お金の価値が分かるようになる

勉強がおろそかになる

金遣いがあらくなる

飲酒

楽しい気分になる

血行がよくなる

お金がかかる

飲み過ぎると体に悪い

団体旅行

めんどうな手続きがいらない

安い

自由行動ができない

どんな人といっしょになるか分からない

4. 次のテーマについて,賛成と反対の立場に分かれて話し合いなさい。 (1)日本語を習うときは,はじめにローマ字で習ったほうがいいと思いますか。それとも,ひらがなやカタカナを使って習ったほうがいいと思いますか。 

2)日本語から漢字をなくしたほうがいいと思いますか。

◎ 新しい言葉  

(1) 洋書 情報 サービス 担当 出産 ケース 主婦 半分 共働き 収入  支出 家事 マイナス 面 プラス 自立 お互い 対等 大あり 家計  発現力 役割 分担 内 封建(的) 議論 感情(的)相手 就職 定年 一般的 危険 時代遅れ 労働 最大 難関 育児 昔 変わり 年度  理由 離職者 減少 乳幼児 核家族 現状 表 状況 流れ 年齢  新婚 初産 保育 独立 夫婦 価値 金遣い 飲酒 気分 血行 行動 トピック  

2)もったいない めずらしい (金遣いが)あらい  

3)自然な おろそかな 気楽な 変な 冷静な  

4)見かける 生かす 支える 築く 言い争う 見つかる 預ける    まかせる 暮らす 落ち着く (~を理由として)あげる 分かれる

5) せっかく かえって 第一 しだいに  

(6)一方 それとも  

7) どうしたって (女性)のうち (変わり)つつある ~における  (8) 約(16パーセント)  

9)~力(経済力)~中(1987年度中) ~数(離職者数)  

(10)いえ

新しい漢字

(たん)(とう)) 出産(しゅっさん) 自然(しぜん) (とも)(ばたら)き)(しゅう)(にゅう)()える (()(りつ) お(たが)い 対等(たいとう) (ささ)える ((はつ)(げん)(りょく))((やく)(わり) (きず)く 封建(ほうけん)(てき)) (あらそ)う お(あい)()就職(しゅうしょく)(いっ)(ぱん)(てき) ()(けん)(くら)す 冷静(れいせい) ((ろう)(どう)(いく)() (むかし) (げん)(しょう)乳幼(にゅうよう)()(かく)家族(かぞく)(なが)れ ((ねん)(れい) 30(さい) (どく)(りつ))((かね)(づか)い  (けっ)(こう)飲酒(いんしゅ)

Nenhum comentário: